少しずつ街の風も冷たくなってきたから 風邪をひきやすいあなたの事が気になります

日勤のときは七時前に家を出るんだけど、ひんやりとして、今日は匂いも気持ちも違った。


秋にはいると、必ずこの曲が頭に浮かぶ。
ちょっと寂しくなる。


季節に敏感でいたい、のはくるりの歌詞だっけ。
でも本当にそう思う。


高校生のころ、何にも部活に入ってなかった私は友達とだらだら話しながら帰ったり、友達の家に行ったり、受験近くなったらみんなで数学科室を借りて勉強(という名のおしゃべり)したりしてた。
あと、秋は二階の窓から一階の屋根に降りて寝そべり、空を眺めてたり。
風が気持ちよくて。
隣のうちの人は何やってんだろう、と思ってただろうなあ。
あー無償にそれを今やりたい!!!!

家から高校までチャリで30分弱。かな?
とりあえず15分かけて友達の家に行って、そこから二人でチャリで15分の道のりをゆっくり歩いて登下校、と、いうなんだかよくわかんないけどすっごく楽しい時間があった。長い期間ではないけど。
そういうのを思い出す。
遅刻しそうになってダッシュしたりとか、はやりの歌を口ずさんだりとか、おっきい夕焼けを見たりだとか、知らない道に入ってみたりだとか、あのころはなんとも思わなかったのに、こんなにも今非現実的に感じる。
さみしいなあ。

と感じる秋の夜長。